各フロアコーティング種類/特徴の比較!!
公開日:2018/04/27
更新日:2023/04/09
フロアコーティングってどんなことができるのだろう、たくさん種類があってどれにすればいいか悩めまれる方が多いと思います。
フロアコーティング専門店取り扱っているCOLORだからこその見解をまとめました。
※比較表もあります!
もっと詳しく知りたい人は、弊社では無料相談を行っておりますので是非活用ください!
フロアコーティングに特化した専用のコンサルタントがいますのでご安心してご相談ください。
フロアコーティングとは
日々生活している床、フローリングは実はとてもデリケートです。
- 衝撃に弱く柔らかい材質、生活キズがつきやすい
- 水に弱く、水分によりフローリングの材料である木がダメージを受ける
- 除光液やアルコール等の薬品によりダメージを受けやすい
そんなデリケートなフローリングですが、従来はワックスをかける事でキズや汚れからフローリングを保護していました。
しかし、ワックスは定期的に塗り直しが必要だったり、何年かに一度全て剥がして塗り直す作業を行わないと古いワックスが黒ずみの原因になってしまいます。また耐熱性が低かったりする為、床暖房機能のついたフローリングには不向きであったりします。
そこで生まれたフローリングを保護するサービスがフロアコーティングです。
フロアコーティングはフローリングの上にコーティング剤を塗り、乾燥硬化させたものとなります。
フロアコーティングには様々な種類と商品がありますが、基本的にはキズや汚れからフローリングを守り、水分・薬品でのケアも可能になります。
フロアコーティングの種類
種類別特徴の比較を説明します。
フロアコーティングには水性と油性が存在します。その大きな違いを比較すると耐久性と価格になります。耐久性に関しては言葉のイメージ通り、油性のフロアコーティングの方が格段に高いです。もちろんワックスと比較すれば水性コーティングでも充分な耐久性がありますが、水性が1~2年なのに対して、油性は10年~30年と桁が変わってきます。
しかしインクと同じように水性と油性では剥がしやすさ剥離のしやすさが変わります。これは耐久性と反比例すると言って良いでしょう。また技術的にも材料的にも水性コーティングは価格を安く抑えられます。
一般的な油性フロアコーティング
- UVフロアコーティング
- ガラスフロアコーティング
- シリコンフロアコーティング
- ウレタンフロアコーティング
一般的な水性フロアコーティング
- 水性ウレタンコーティング
- 水性アクリルコーティング
油性フロアコーティングにも複数の種類があり、塗料の違いや施工方法の違いから、その効果や機能に大きな違いがあります。それぞれの性質の違いを比較してみましょう。
各コーティング比較チャート
\ | UV系 コーティング |
ガラス系 コーティング |
シリコン系 コーティング |
ウレタン系 コーティング |
市販 ワックス |
---|---|---|---|---|---|
耐久保護年数目安 | 30年以上 | 30年以上 | 20年以上 | 3年 | 半年 |
塗膜硬度 | 5H〜6H | 8H〜12H | 4H〜5H | 1H〜3H | – |
施工時間 | 1日 | 2〜3日(乾燥込) | 2〜3日(乾燥込) | 2〜3日(乾燥込) | 数時間 |
ワックス剥離作業 | 必要 | 必要 | 必要 | 必要 | 不要(美観維持のためには必要) |
施工方法 | 焼き付け(瞬時硬化) | 自然乾燥 | 自然乾燥 | 自然乾燥 | 自然乾燥 |
塗膜の厚さ | 厚い | 非常に薄い | やや薄い | 薄い | ほぼなし |
耐久 | ◎ | △ | ◎ | △ | × |
耐水性 | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
耐薬品性 | ◎ | ◯※塩素系漂白剤不可 | ◯※塩素系漂白剤不可 | △ | × |
耐摩耗性 | ◯ | ◎ | ◯ | △ | × |
ペット対応 | ◎ | △ | ◎ | △ | × |
コスト比較 | A | B ~ A | B | C | D |
再塗布/メンテンナス | ◎(入居済・居住中施工可) | △(不向き) | △(不向き) | △(不向き) | 定期的に再塗布必要 2回に一回剥離 |
光沢(艶) | 超光沢 | 光沢なし | 光沢 | 少光沢 | 極少光沢 |
備考 | かなりのツヤあり | 密着性△ 補修跡が目立つ | グリップが効きすぎる | 塗り直しの頻度が高い |
種類比較のまとめ
- 種類によって耐久年数がかなり変わってくる
- 塗料や施工方法の違いにより乾燥時間が変わってくる
- 種類によって防滑効果が変わってくる
- 見た目、光沢に大きな違いがある
- メンテナンスやコストが大きく変わってくる
※これらの違いは特徴になるので、どれが優れているという事よりもコーティングをしたいニーズにあわせて選択するのがよいでしょう。
おすすめはUV系コーティングとガラス系コーティングです
種類別ごとの特徴
UVフロアコーティング
こんな人にオススメ
- すでに入居済み、居住中の方
- 引っ越しまで時間のない方
- ペットを飼われている方
- 小さなお子様がいる方
メリット
- 紫外線により硬化するUVコーティングは乾燥時間がいりません、スケジュールのタイトな方でも施工が可能です。
- 流行りのノロウィルス等にも有力な塩素系漂白剤が使用可能な為、小さなお子様がいるお宅にも向いています。
- 適度なグリップがある為、お年寄りやペットの居るお宅にも向いています。
- 耐久性が高い為、長期間フローリングの美しさを維持できます。
デメリット
- 光沢が出る為好みに合わない人には不向き
- 特殊な機材、技術が必要な為、他のコーティングより高額になる。
ガラスフロアコーティング
こんな人にオススメ
- すり傷を防ぎたい方
- 引っ越しまで時間のない方
- フローリングの自然な風合いや色を残したい方
- 引っ越しまでの期間に余裕がある方
メリット
- ガラスコーティングは、とても硬い塗膜を形成し高硬度(8H~12H)でコーティングする為、耐擦傷性能に優れ、生活キズや経年劣化からフローリングを守ります。
- ツヤのないコーティングの為、好みが合う方には向いています。
デメリット
- 完全乾燥迄に2日~3日の時間がかかる為、スケジュールによっては施工が難しくなります。
- コーティングによるグリップはない為、滑り止め対策にはならない。
- 再塗布、メンテナンスの難易度は高い。
シリコンフロアコーティング
こんな人にオススメ
- コーティング費用を抑えたい方
- ペットを飼われている方
- 引っ越しまでの期間に余裕がある方
メリット
- 古くから行われているコーティングの種類となり、他のコーティングに比べ安価に施工が可能。
- 適度なグリップがある為、お年寄りやペットの居るお宅にも向いています。
デメリット
- 完全乾燥迄に2日~3日の時間がかかるる為、スケジュールによっては施工が難しくなります。
- 再塗布、メンテナンスの難易度は高い。
まとめ
フロアコーティングはコーティングの種類によってメリット・デメリット、特徴が大きく変わってきます。
使い勝手やお家で解決したい課題の内容によってどのコーティングがあっているかは変化してきます。また、家との付き合い方や将来の設計によってはメンテナンスのしやすさ等も選択基準になってくるかもしれません。
実際の要望をプロの担当者に相談していただき、一番合ったコーティングを選ぶのが一番良いでしょう。
COLORではお客様の課題にそってベストなフロアコーティングをご提案いたします。
フロアコーティングに特化したコーディネータが対応させていただきます。